スポーツジムをお風呂代わりに利用するメリット・デメリットとは?
ほとんどのスポーツジムにはシャワーが設置されており、運動でかいた汗をサッと流せます。光熱費の節約するために、自宅でお風呂に入るのを止めて、スポーツジムをお風呂代わりにすることは可能なのでしょうか?今回はスポーツジムを、お風呂代わりに利用するメリットとデメリットについて解説します。
スポーツジムをお風呂代わりに利用するのはアリ?
結論を述べると、スポーツジムをお風呂代わりに利用するのはアリです。多くの場所では基本的にシャワーやお風呂が設置されています。運動の後に利用する人が多いですが、シャワーだけ浴びに行っても問題はありません。毎月の利用料さえ払っていれば、スタッフから注意される心配もないでしょう。
スポーツジムをお風呂代わりに利用するメリット
スポーツジムをお風呂代わりに利用するメリットは、主に次の5つです。
光熱費を節約できる
ひとつ目のメリットは、光熱費を節約できることです。自宅でお湯を沸かす必要がないため、利用すればするほど、毎月の光熱費を大きく減らせるでしょう。また、備えつけのボディソープやシャンプーを使えば、消耗品を購入する費用も節約できます。浮いた分のお金をサプリメントやプロテイン代にあてると、より効果的に健康的な身体づくりに励めるでしょう。
ジェットバスやサウナでリラックスできる
中にはジェットバスやサウナを完備しているところが少なくありません。普通のシャワーや浴槽よりも、高いリラックス効果が期待できるでしょう。たとえば、ジェットバスに入ると筋肉の疲れを解消し、血行改善につながります。また、サウナは体が温まって汗をかき、身体のデトックスに役立つでしょう。
お風呂掃除をする必要がない
お風呂掃除をする必要がないのも、大きなメリットのひとつです。自宅でお風呂に入る場合、当然のことながら日々のお風呂掃除は欠かせません。しかし、仕事から帰った後にお風呂を掃除したり、入浴後に浴室内を片付けたりするのが面倒と感じる人も少なくはないでしょう。
掃除をさぼってしまうと、カビが発生して健康面に悪い影響をおよぼします。スポーツジムでお風呂に入れば、面倒なお風呂掃除から解放されるでしょう。カビの発生を防止できて、自宅を清潔に保てるのもうれしいポイントです。
運動が習慣化される
「運動した後で、シャワーを浴びて帰る」といったことをパターン化させると、必然的に運動する時間が増えます。運動が習慣化されて、より健康的な身体づくりに励めるでしょう。
住んでいる家の家賃を抑えられる
最後のメリットは、住んでいる家の家賃を抑えられることです。賃貸物件の中にはお風呂がないものがあり、お風呂が付いているものと比べて家賃は安く設定されています。スポーツジムをお風呂代わりに利用する場合、お風呂が付いていない賃貸物件に住んでも問題はないでしょう。
スポーツジムをお風呂代わりに利用するデメリット
多くのメリットがある一方で、いくつかのデメリットがあるため注意しましょう。
ひとりでゆっくりと入れない
さまざまな人が同時に利用するため、ひとりでゆっくりお風呂に入りたい人にとってはデメリットと感じるかもしれません。ジャグジーやサウナの利用時にほかの人がいると、慌ただしさを感じることもあるでしょう。
また「かけ湯をしない」など、マナーを守れない人がいる可能性もあります。できるだけ静かでゆっくりと入浴したい場合は、混雑する時間帯を避けましょう。とくに仕事終わりの夜の時間帯は、多くのスポーツジムで混雑します。
帰りに汗をかいたり身体が冷えたりする可能性がある
スポーツジムでお風呂に入っても、自宅に帰る途中で汗をかいたり、身体が冷えたりする可能性があるでしょう。徒歩5分ほどなら気にならないかもしれませんが、自宅との距離があればあるほど、上記のリスクは大きくなります。
寒い季節には身体が冷えないように、上着を持って行くなどの対策が欠かせません。また移動時間を短くできるよう、自宅から近くにあるところを選ぶのがおすすめです。
備え付けのアメニティの質は期待できない
場所にもよりますが、シャンプーやボディソープといった備え付けのアメニティの質は期待できません。髪の毛がバサバサしたり、肌がカサカサしたりする可能性があるでしょう。「自分には合わないかな?」と思ったら、自宅から好みのシャンプーやボディソープを持参するとよいでしょう。スポーツジムによっては持参したものを置いておけます。
まとめ
基本的にスポーツジムにはシャワーが設置されており、お風呂代わりに利用しても構いません。運動した後に利用せず、シャワーだけ浴びに行っても大丈夫です。
お風呂代わりに利用すると「光熱費を節約できる」「ジェットバスやサウナでリラックスできる」「お風呂掃除をする必要がない」といった、うれしいメリットが生まれるでしょう。お風呂代わりに利用する場合、入会前にお風呂やシャワーの設備、アメニティなどについて確認しておくと安心です。